第2回世界漫遊紀行の講座レポート

イベント報告

 

三和導代です。1月21日は、マリ共和国がテーマでした。私が滞在した村、観光地での写真をご覧いただいた後、ドゴン族の神話についてお話させていただきました。

 

マリ共和国に住むドゴン族は、何とシリウス星人が地球にやって来たと思われる神話を昔から大切にし、イスラム教徒の迫害から逃れるために、バンジャガラの断崖の地に移住した民族です。彼らの宇宙創世神話の中心にはシリウスが位置しており、かつてシリウスからやって来た「水の主」ノンモが人類の祖となったというのです。しかし、この星は私たちの目で見えるシリウス(シ(シリウスB)を、宇宙の中心に置いています。この星が宇宙におけるあらゆる創造の出発となっていると考えています。

 

 

この星は天空の中でいちばん小さい星だが、いちばん重い星だと言います。「サガラ」という地球上のすべての生物が集まっても持ち上げられない重い物質でできており、「地上のすべての鉄に匹敵する」重さの物質だという。この目に見えない伴星のシリウス(シリウスB)は、今や天文学上、認められている白色矮星ですが、未開と思われるドゴン族が、なぜ、こんな知識を持っていたのでしょうか?

 

 

 

ドゴン族の伝承によれば、ノンモが箱船、すなわち着陸船で再び地球に降り立つということです。