第4回世界漫遊紀行の講座レポート

イベント報告

 

三和導代です。4月21日(土)第4回世界漫遊紀行セミナーが東京・代官山のサロン・ドゥ・コロナで開催されました。今回は以前のテーマとは少し異なり、景行天皇から6代の天皇の大臣職を歴任した武内宿禰にスポットを当てました。

 

 

武内宿禰の顔入りの紙幣は明治時代にも発行されていましたが、現在は歴史の教科書からも抹消されています。昭和53年に発行された「日本の真相」(林信二郎先生著)に詳細は記されていますが、武内宿禰は世界中を船と天空浮船で28年間万国を巡廻しました。超古代において天皇(スメラミコト)が天空浮船で万国を巡幸した記録は沢山残っていますが、ヤマト朝の時代では最後の天空浮船での万国巡廻の記録となってしまいました。つまり天変地異により、日本の国力が弱り、世界天皇から日本天皇としての時代になってきたのです。武内宿禰は今から1,900年位前に日本の青森の今別を出航し、28年後に福岡県の宗像に戻ります。この間、中国からインド、中東、アフリカ、ヨーロッパ、シベリアからアラスカ、北米、南米、オセアニアからインドネシア、ベトナム、再び中国と世界中を82人もの人々を連れて巡廻したのです。夢のような壮大な記録です。もともと天皇の血縁を引く武内宿禰ですが、当時の天皇の影の実力者として当時の日本を動かした人でした。上記の本「日本の真相」は残念ながら現在、絶版で入手不可能ですが、目からウロコというべき貴著です。

 

次回のセミナーの予定です。
第5回世界漫遊紀行セミナー テーマは「上古1代アシカビ天皇の万国巡幸と神葬」
6月23日(土)16時~18時 サロン・ドゥ・コロナにて
お問い合わせと申し込みは、サロン・ドゥ・コロナのメールまたはHPからお願いします。
E-mail: This e-mail address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it http://www.salon-de-corona.com