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第11回世界漫遊紀行の講座レポート |
イベント報告
三和導代です。2ヶ月ぶりに5月19日(日)東京の代官山のサロン・ドゥ・コロナで第11回世界漫遊紀行セミナー、「ヌビア編」が開催されました。今回は3月に旅しましたスーダンからエジプトでの映像をご覧いただきました。前日18日にガボンから帰国、時差ぼけが残る状態でしたが、はるばるこのお話しのために遠方からお越しくださった方々には本当に頭が下がる思いでした。
今回のテーマのヌビアとはエジプトのアスワンからスーダンの首都ハルツームまでのナイル川沿いの地域名です。紀元前のクシュ王国時代にはエジプトのピラミッド文化の影響を受け、各地に王、王妃、貴族、高貴な人々のお墓としてピラミッドが建設されました。砂岩でできているために、風化が進み、エジプトのピラミッドの状態ではありませんが、いくつか残っているピラミッド内のミイラが安置される部屋のレリーフを見ますと、来世での復活を願って旅するための船と太陽が描かれている点では共通しています。
竹内文書では上記4代、6代、25代の時代に天皇が行幸、また任命されたスーダンの国司が天皇に挨拶に日本に出向くという記録も残っています。また現在のヌビアは古代のスーダンの国司の名前から取られた地名であることが理解できます。
次回の予告です。
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